『メンタル弱め』心理士ワーママの備忘録

『メンタル弱め』なワーママ心理士による、普段の生活をHappyに過ごすための備忘録

【子育て】子育ての引き出しの増やし方

こんにちは、あろまです。

フルタイムワーママで心理の仕事をしています。

 

前回、子どもが成長するにつれて子育ての「引き出し」が少なくなってくる可能性について触れました。

 

mamapsychologist.hatenablog.com

 

今回は、この「引き出し」を増やす方法をいくつか解説したいと思います。

 

まず大前提として…

「引き出し」を増やすにあたって、注意することがあります。

あくまで『引き出しを増やす』ということを意識するということです。

 

みなさんもご存じのとおり、子育てには明確な正解はなく、

〇〇歳までにこれをしよう!とか、そうした文言をよく見かけますし、

確かにそうした方が先々良いこともあるのかもしれません。

 

ただし、その子その子の個性も、成長のスピードもあります。

生まれ持った特徴もありますし、育っていく過程で得た性格特徴もあるでしょう。

 

そのため、「正解を求める」というよりは、

『引き出しを増やす』=知識や考え方の幅を広げる

ということを意識しておかれると良いと思います。

 

何歳までにこれを!あれを!

なんて言われると、あれもやっていない、これもやっていない、

手遅れ・・・?!といった気持ちになります。

 

また、いわゆる『悪い例』だと言われる対応をまさにしていることもあると思います。

 

でも、それでどーんと落ちることはないと思います。

きっとその逆で、できていることもたくさんあるはずです。

 

だから、まずは「いろいろな見方を増やそう」、「自分の視野を広げよう」、「たくさんのやり方を学ぼう」と、正解を!!ではなく、自分の知識・使える手段を広げるという気持ちが大前提になるように感じます。

 

 

『引き出し』を増やす方法

 いわゆる「ママ友」や、保育園・学校の先生とのやり取りがなかなかできなくなった現在、どういった方法があるか、下にいくつかあげてみました。当たり前に思えるものしかあげられなかったように思いますが、共通するのは、自分が意識的に引き出しを増やそうとすることが大切、ということだと考えます。

 

①本からの知識

 まずは本です。本の利点としては

 ・専門家の知恵や知識を手軽に得ることができる。

 ・自分のペースで読むことができる。

 ・覚えておきたいことを見返す、読み返すことができる。

 ・たくさんの知識・考え方を得られるし、自分にはしっくりこない場合にはすぐに手放すことができる

 ・それぞれの「年齢」「性別」「困ったこと」別にも本が出ている

 ・時代の流れに沿った変化などもキャッチできる

 

 ほかにもあると思いますが、こんなところでしょうか。

 

 赤ちゃんのころなど、身体的なお世話が中心である時期についても、徐々に新しい知見などが出てきていますが、それでも変わらない部分が大きいと思います(この時期はこんなことができるようになる、身長や体重はこれくらい、等)。

 

 しかし、成長するにつれ、子どもたちの性格差や悩みの差も出てきますし、親世代と異なって、コロナ禍の影響や、デジタルネイティブであることなど、様々な要因も絡まってきます。

 

 基本的に思春期はこんな時期、といった大まかなことを知っておくのはもちろんですが、子どもの接し方、声の掛け方などを学ぶことは、どんどん複雑になっていく子どもに対して、いろいろなアプローチができるようになります。

 

 また、悩み別に本がたくさん出ているということも良いなぁと思います。私も娘が登校しぶりになってしまったときには、不登校や親の声掛けの本などをたくさん頼りました。苦しくなる本もありましたが、励まされる本、気付かされる本もありました。

 

 

②SNS

 インスタグラムやTwitter、ブログ、note等で子育てについて発信している方も多いですよね。 生の経験談を聞けることも、子育ての幅を広げる一助になると思います。

 また、特に悩みごとがある場合には共感したり、されたりすることも多く、気持ちが軽くなることも多いように感じます。

 

 ただ、最初の「大前提」で話したように、うのみはしないこと、自分の子どものこともしっかり見つつ、使えるところがあれば使う、といった心持ちでいることを意識することは必要かなと思います。

 

 弱っているときほど、都合の良い情報に振り回されがちなので、そうしたことを意識しておけば、手軽かつ上手に使えるツールになります。

 

 

③voicy、podcastの音声メディア

 SNS感覚で使える音声メディアの中でも子育ての発信をしている人も増えています。耳から流れてきてくれるので、他のことをしながら聴ける(いわゆる「ながら」ですね)、すき間時間に強いメディアとも言えます.。

 中にはいっぺんにすいろいろなことをするのが苦手な人もいらっしゃると思いますが、聞いた方が頭に残る人にとってはそういった意味でも強いメディアだと感じます。

 

 voicyやpodcastは携帯電話やタブレットのアプリをダウンロードするだけで無料で聴けるものが多いです(有料番組もあります)。また、ひと番組10分程度のものが多く、1.2倍速、2倍速でも聴けます。しかも、様々なバックグラウンドの方がいらっしゃって、世界が広がる感覚=引き出しが増える感覚が持てると思います。

 

  

こうして、子どもに対する色々な考え、まなざしなどに触れる中で引き出しを増やすと、自身の育ちについての気付きがあったり、自分の子どもについての見方が変わることが増えます。広い視野で子育てができるようになると、親も少し楽な気持ちになることが多いように感じています。

【子育て】子育ての引き出しを増やす大切さ

こんにちは、あろまです。

フルタイムワーママで心理の仕事をしています。

 

現在、小学5年生の長女と小学2年生の長男の子育て真っ最中です。

心理職だから子どもの心理も分かるでしょう!

…なんて思われる方もいらっしゃるかもしれません。

確かに発達心理!とか勉強したはず…なんですよね。

 

でも、実は全然…。

紺屋の白袴とはこのことか!と自分でもあきれてしまうくらいに

反省することしきり、です。

 

今日は自分の『反省』を踏まえ、「子育ての引き出しを増やす」大切さについて解説したいと思います。

 

 

さいころの「子育ての引き出し」

自分の子育てを振り返ると、妊娠中には「ひよこクラブ」などを読み、

産婦人科でもプレママクラスなどに出て、赤ちゃんの成長やお世話の仕方について学ぶ機会が多くありました。

 

出産後もやはり、離乳食についての講座があったり、

ますます子育て本を頼りにしたりして、

何か月になったらこんなことができるんだな…

こんなことに気を付けないといけないんだな…と

子どものお世話について学び続けていたなぁと思います。

 

そのため、自分の中に色々知識がありました。

多くは「身体的なお世話」についてだったようにも思いますが、

その時期その時期の成長の特徴や必要なケアなどを学びながら子育てができていました。

つまり、客観的な視点や知識も多く入って、

『子育ての引き出し』がそjれなりにあったのだなと思います。

 

 

『引き出し』が少なくなっていく…?!

…ところが。

大きくなるにつれ。いわゆる「子育て講座」に行くことはなくなり。

もしかしたら、仕事に復帰したということも絡んでいたのかもしれませんが、

「子育て」「子どもの成長」について学ぶことはありませんでした。

 

しかも、コロナ禍の影響で学校行事も減り。

いわゆるママ友付き合いや、祖父母との交流、子ども同士で遊ぶことも一時期ぐんと減り。

 

自分の視野がどんどん狭くなって。

また、子どもたちのいわゆる「身体的なお世話」がだんだん少なくなり。

さらには、自分の多忙を理由に家族に甘えてもしまい…。

 

いつの間にか子育てについて『自分なりの引き出し』しかなくなっていたんですよね。

しかも、『引き出し』が少なくなってきていることへの自覚すら、持てなくなっていました。

 

 

子育ての「引き出し」が少なくなると…?

「子育て」について客観的な情報がなくなるとどうなるのか。

それは、どうしても自分の記憶を引き出して、

自分が親にされてきたように子どもに接するようになります。

 

それがそのままで良い親御さんももちろん、いらっしゃるでしょう。

その場合は、あまり困ることはないかもしれません。

 

しかし、自分の親が過干渉・過保護であったり、あるいは放任的であったり…。

親子関係、しんどかったなぁという感覚がある方なら。

自分の親を反面教師にしよう、気を付けようと思って育児をスタートした人もたくさんいらっしゃるでしょう。

実際、私もそうでした。

 

でも、結局、子育ての「引き出し」が少なくなってくると、

残されているのは、自分の親がこんなふうに育ててくれた、という

自分の親の育児方法という「引き出し」のみになってきてしまうのです。

 

気を付けている「つもり」であっても、

残された引き出しがそれしかなければ。

つまり、自分が見てきた、されてきたことを無意識的に繰り返すことが多いのです。

 

 

ただ、自分の子育ての引き出しが今どうなのか?

それを意識するだけでも変化するきっかけになります。

 

 

もし、お子さんがメンタル的に何か不安定になったら。

そのときには、自分の引き出しを一度整理する機会ともなるかもしれません。

 

すべて親の育児のせいにしているのではありません。

私も、自分のせいかなと自責の念に駆られることがあります。

でも、たいていはいろいろな要因が絡み合ってお子さんに影響していることが多いと、仕事上は感じます。

 

とは言え、親が変化することで、子どもの安心感が増え、

それが変化へのきっかけとなり得ることも少なくはないなぁと思います。

 

まずは意識する。それが大切です。

では、どうすればまた引き出しが増えるのか・・・?

 

少し長くなってしまったので、「引き出し」を増やす方法については

またの機会に解説したいと思います。

 

【ケア】手軽!簡単!!だけど効果抜群なアロマテラピー!ロールオンアロマのおすすめ3選

こんにちは、あろまです。

フルタイムワーママで心理の仕事をしていて、アロマテラピーアドバイザーも取得しています。

 

バタバタと忙しい中ですが、即効性があり、かつ手軽ということでアロマテラピーを生活の中に取り入れることで、自分や家族のケアに生かしています。

 

以前、エッセンシャルオイルの手軽な使い方を記事にしたのですが、今日はさらに簡単なグッズをご紹介したいと思います。

 

 

mamapsychologist.hatenablog.com

 

ポイントは安全にそのまま使えるものであることです。

エッセンシャルオイルティッシュにいちいち垂らすのは外出先だとやりづらい…。

職場や外でも気軽に自分をケアできたらいいなぁ…。

 

そんなときにおすすめなのが、『ロールオンアロマ』です。

ロールオンアロマはロールオンボトルという、先端が球体になっている容器に入っています。

手首や首、こめかみなどに塗って手軽にアロマテラピーができます。

 

実際に自分や小学生の子どもに使っているおすすめのロールオンアロマをご紹介します。

 

無印良品おやすみブレンド(リラックス効果)

無印良品の「おやすみブレンド」はロールオンだけではなく、エッセンシャルオイルやミストタイプも発売されています。

お値段も張らないので試しやすいと思います。

おやすみ前のリラックスに役立つロールオンです。

 

一時期、ミストタイプはよく眠れる!とSNSで評判となり、品切れが続くほど人気!でした。

スゥイートオレンジやベルガモットなど、柑橘のブレンドで小学生の子どもにもなじみのある香りで使いやすいです。

 

子どもに使うときには、ミストを振りかけるよりも、ロールオンを手首や肩に伸ばして少しマッサージするとスキンシップにもなるので、おすすめです。

 

 

 

②ナリンnahrin ハーブオイル33+7 ロールオン(リフレッシュ効果)

名前のとおり、33種類のエッセンシャルオイル、そして7種類のハーブエキスが配合されています。

スイスの修道院のシスターたちが、中世のころに綴った伝統レシピをベースにしているそうです。

 

香りはミント系のすっきりした香りのなかにほのかに甘みが広がる香り。

すっきりしているので男性にもおすすめです。

 

頭痛、肩こりに効果抜群!と言われ、Amazonレビューも200件を超えるほど。

肩こりがひどい私も長らく愛用しているのですが、小学生高学年の娘も最近肩こりを訴えるようになり、一緒に使っています。

子どもたちも「良い香り~!」と大好きです。

 

今の小学生はタブレット学習、ipad、ゲームなどで目から肩こりになる子どもが多いと思います。鎮痛消炎剤を使える年齢に至っていない小学生にも使えます(3歳未満は×です)!

 

 

 

②ナリンnahrin センシュアル ロールオンアロマ

上記と同じナリンのものになります。

ナリンは本当に癒される香りで大好きです。

 

こちらはイランイランとダマスクローズ、ラベンダー、レモン、オレンジ、パチュリ、ベチパーなどが配合されていて、女性の更年期やPMSにも。

また、リフレッシュ効果もあると説明されています。

 

これはホームページに説明されているわけではないのですが、レモンやオレンジといった柑橘系の香りは不安やパニックにも作用すると言われています。

緊張したり、不安になったりしたときに塗ると、それだけで気持ちがやや切り替わりますし、落ち着く香りです。

何かどきどきしそうだな、というときに予防的に塗っても。

 

エキゾチックで女性的な香りですが、小学校高学年の娘も大好きです。

眠る前にスキンシップと一緒に使うのもおすすめです。

 

 

 

ロールオンアロマの良いところは、持ち運びが簡単ですぐに使えること。

さらには、即効的に効果があります。

良い香りをかぐ、それだけでも気持ちがしゃきっとしたり、少し悩みから離れられたり。

 

そして、繰り返しになりますがロールオンアロマは「そのまま」肌に塗れるので、塗ったあとに少しマッサージができるなど、親子のスキンシップになりますし、そのふれあいで安心感が高まる効果もあります。

 

手軽!簡単!効果も抜群!ということで、気になった方はぜひお試しください。

またおすすめのものがありましたら、ぜひ教えてください!

実はナリンから新しい香りが出ていたので、次はそれを試そうと思っています。

【中学受験】中学受験を志すまでの紆余曲折と、現在地

 

こんにちは、あろまです。

フルタイムワーママで心理の仕事をしています。

 

現在、小5の娘が来年度中学受験に向け、通塾中です。

両親ともに中学受験経験がない我が家がどうして受験することに決めたのか。

今回はその紆余曲折と、現在位置についてお話します。

 

 

中学受験勉強のスタート

我が家は特段中学受験を考えていませんでした。

娘も小学3年生のときにお友だちに誘われて某進学塾に行ったときにも、「もうヤダ…」と70分(!)の授業に耐えかねておりました。

 

そんなこんなで、特に何も考えることなく過ごしていたのですが。

…が!小学4年生の終わりに突然「やっぱり受験する。」と言い出しました。

 

「…んえっ?!?!」となり、よくよく聞くと「友達も受験するって言うから。」という(当時は)ライトな理由でした。

 

(小学生のうちからそんなに勉強に時間を使わなくても…)

(今は楽しく遊んで、いろいろ体験したらいいんじゃないかな…)

(今の習い事はどうするんだろ)

塾高くない?!)←笑

 

などなど、実は中学受験には否定的だった私。

ただ、その後夫と娘とも色々話して

 

①時期も時期だったため、4教科対策しなければならない私立受験は難しいのでは?

②不合格であれば地元の公立中学でOK!

③たとえ不合格であっても、受験勉強の体験は今後にプラスになるはず!

 

以上の3点から、公立中高一貫校の受検にチャレンジしよう!と

その専門塾に通い始めました。

 

私は知らなかったのですが、中学受験は2月にあるため、

2月から新年度が始まるんですね。

そのため、ちょうど「新」小学5年生の始まりにスタートを切りました。

 

 

中学受験をやめる、やめないの綱引き

そんな感じで、わりとライトに始まった我が家の中学受験対策。

…だったのですが!!

 

小学5年生になってから、娘が登校しぶりとなり(このお話はまた後日)

塾も休みがちになってしまったのです。

 

元気のない娘。

親としてはとにかく今元気を取り戻すことが必要だと感じ、負担を減らしたい一心で受験をやめよう、と娘に提案しました。

 

しかし、娘は頑なに拒否。

 

「今はゆっくりしよう。」

「自分の好きなことをしよう。」

「元気になって、まだやりたかったら受験考えよう。」

 

何度も何度も、説得を続ける私と夫。

そして、娘に理由を尋ねても止めたくないの一点張り。

娘は自己表現が苦手でもあるのですが、今考えると、親が分かってくれないという気持ちもあったのでしょう。

 

でも、塾には行けない。

現実的な話をするならば、何にもなっていないお金ばかりが飛んでいく。

いらいらもするし、不安にもなるし…

ぐるぐる、ぐるぐるしていました。

 

とは言え、どんなに言葉を尽くしても中学受験を手放さない娘。

無理やり取り上げるのも違うのではないかと感じ、娘の気持ちが分からない…と途方に暮れていました。

 

 

「自分で選択したい」のでは・・・?

この時期、登校しぶりも重なって、これまでの育児についていろいろな振り返りをして(せざるを得なかった、とも言えます)いました。

 

そのときにまず気付いたのは、娘は自分で選んで始めた習いごとが塾だけだった、ということでした。

 

娘はいくつか習い事をしていましたが、それは親が「善かれ」と思って始めたこと。

そして、どれもやめたいと言われたことがあったのですが、

将来に役立つのに…などと【親の考え】でやめさせなかったのです。

しかも、どれもそれなりに器用にこなしていた娘に、いつの間にか『期待』していました。

がんばれがんばれ、もっとできる。がんばれ。と。

 

親の「善かれ」。

これが押し付けになっていたのではないか、

娘を苦しめていたのではないか、ということです。

 

そう考えると、「塾」は本人が初めて主体的に選んだものでもありました。

 

自分のコントロール感を失わせていたのではないか。

それを取り戻したい気持ちもあるのではないか。

そう思えたときに、まずは娘の気持ちを尊重しようと考えるに至りました。

 

 

迷っていたときに道しるべになったもの

また、この時期は経験のない「中学受験」であるがゆえに、いろいろな本を読んだり、Youtubeを観たりしました。

 

受験スタートの時期はそれこそ、「塾の選び方」とか、「苦手の克服」とか、「親がどうサポートするか」といったものを調べていたのですが。

 

この時期は根本的に『中学受験に臨む際の考え方』、について調べるようになりました。

そこで出会ったのが有名な「おおたとしまさ」さんの書籍です。

 

 

 

大げさかもしれませんが、”価値観の転換”が起こりました。

 

私は子どもに受験勉強をさせることは「かわいそう」だと思っていました。

でも、偏差値にこだわらずともいい学校、本人に合う学校があるかもしれないこと。

「本人が選んで」大切な思春期を過ごせることの大切さ。

これまで考えなかったようなことが、ようやく見えた気がしました。

 

そして、私の「とにかく受験をやめなさい!!」雰囲気緩んだ影響か、娘も少しずつ、

 

・今の小学校がボロボロで好きではないこと。

・そのときにやるべきことをしないで、好き勝手に振る舞っているクラスメイトたちが嫌なこと。

・「決まっているからここ」ではなくて、学校を選べるなら選んでみたいこと。

 

そんな話をしてくれるようになりました。

 

子どもっぽい理由にも見えますが、本人なりに色々考えて。

そして、何より「自分で選びたい」と考えていること。

それがようやく、本当にようやく分かるようになりました。

 

 

そして、現在地。

そのため、我が家の中学受験の目標は『娘が楽しく過ごせる学校を目指す』、に落ち着きました。

とは言え、受験勉強をしなければならず。

働きながらサポートもしなければならず…です。

また、私立中学も視野に入れざるを得ず、経済的にもいろいろ考えなければならなくもなりました。

ただ、本人の「自分で選択する」を大切にしたいな、と今は思っているところです。

 

ち、ちなみに塾以外の習いごとはやめました。

 

 

 

これから中学受験をお考えのパパさん、ママさんなどに向け。

こんな例もあるんだな、と少しでも何かの参考になれば幸いです。

 

また、同じく中学受験をサポートされている親御さんたちとは、いろいろと情報交換していけるとありがたく思っています。

【ケア】メンタルの不調を和らげる作用のあるアロマのお話

こんにちは、あろまです。

フルタイムワーママで心理の仕事をしており、アロマテラピーアドバイザーでもあります。

 

さて、前回は心理療法とアロマの違いについて解説しました。

 

mamapsychologist.hatenablog.com

そこで今日は、メンタルの不調を緩める作用のあるアロマとその使い方についてお話していきます。

私は小学生の子どもにも使用することが多いので、そのくらいの年齢の子どもに使いやすいと感じるものをご紹介したいと思います。

 

精油の選びかた

アロマテラピーに使うのは「エッセンシャルオイル」と呼ばれるものになります。

茶色、あるいは青色の瓶に入ったものを雑貨屋さん等でご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか。

 

エッセンシャルオイルは原則として、純度100%のものを指します。

100円均一などで見かけるものは天然香料ではなかったり、純度が100%ではなかったりするものが多いので、その点は気を付けましょう(「アロマオイル」と呼ばれることが多いです)。

 

アロマの専門店で購入するのが安心ですが、Amazonなどでも手軽に購入できます。

有名なお店としては「生活の木」、「ニールズヤードレメディーズ」などでしょうか。「無印良品」でもたくさん扱いがありますよね。

私は下記のお店で購入していることが多いです(回しものではありません!笑)。

代表的だと思われるラベンダーを貼っておきます。

 

 

 

小瓶にしてはやや高いのでは・・・?と思うかもしれませんが、

下に紹介する「手軽な使い方」では1回に数滴しか使用しませんので、コスパは良いのではと感じます。

 

 

アロマの手軽な使い方

アロマテラピーと聞くと、あれこれそろえなければ・・・と思うかもしれません。

 

でも、一番手軽なのはエッセンシャルオイルティッシュに1~2滴ほど垂らして、それを嗅いだり、寝るときに枕元に置くだけでOK!!

 

こう聞くと、だいぶハードルが下がりませんか??

 

私がおすすめなのは、シミができても大丈夫なハンカチ(タオルハンカチ)に1~2滴垂らして持ち歩き、必要なときに嗅ぐというやり方です。

 

※ちなみに、妊娠中の妊婦さんや乳幼児のなどの小さいお子さんについては気を付けるべき点が多いので、おすすめしません。

 

 

小学生にも使いやすい、メンタルの不調に作用するオイル3選!!

いくつか、小学生にも使いやすいと私が思うエッセンシャルオイルを上げます。

ちなみに「万能薬」であると言われるラベンダーはうちの子どもたちは好きではありませんでした…

 
スイートオレンジ

いわゆる果物のオレンジの香りなので、なじみのある方が多いと思います。

眠れないとき、不安なときなどにおすすめです。

 

 

 

ローマンカモミール

青りんごのようなさわやかな甘い香りです。

不安やストレス、あるいは寝つきのわるいときなどにもおすすめです。

 

 

 

レモングラス

レモンに青々とした草の香りが入り混じったような香りです。

リフレッシュと同時に気持ちを穏やかにする作用も。

少し癖があるかな?と思ったのですが、うちの小学生の子どもたちは意外と大丈夫で、好きな香りのようです。

 

 

フレーバーライフ 精油 レモングラス 10ml

 

 

エッセンシャルオイルに悩むときには…

これは私見になるのですが、どれを買おう?と悩むときには、ぜひ店舗に足を運んで実際の香りを嗅ぐと良いと思います。

 

そのとき、いい香り!と思った香りがおそらく「今」必要なものだと思います。

あまり作用にとらわれず、自分がいい気持ちになれるものというものさしで選んでみてください。

 

ただ、不安が強い、不眠気味で困っているといった場合には作用も一緒に考えると良いのではないかなと考えます。

 

また、逆に自分が必要とする香りの作用を調べてみると、自分の状態に気付ける可能性もあると思います(今はリラックスが必要なんだな、リフレッシュしたいんだな、などなど…)。

 

以前は良い香りだと思ったのに、今はそうでもないな…ということもよく起こります。

面白いですよね。

 

 

さて、今回はアロマの手軽な始め方とおすすめのエッセンシャルオイルについてお話しました。

前回ご紹介したように、この手軽さで『脳に直接作用する』ということで、ご興味のある方は試されてみてください!

『即効性』ということで今落ち着きたいとき、少し気持ちを上げたいときなどにおすすめです。

 

 

 

【ケア】アロマテラピー~「脳に直接効くケア」のすごさ

こんにちは、あろまです。

フルタイムワーママで心理の仕事をしており、アロマテラピーアドバイザーでもあります。

今日は精神的な問題にまつわる心理療法アロマテラピーについてお話しします。

 

あくまでも「私見」になりますが、ざっくりと。

心理療法は「漢方薬」のようなもので、まずは自分に合った薬をじっくり見つけ、長期間かけてじわじわと良くなるもの。

アロマテラピーは「即効性のある鎮痛薬」で、すっと痛みが取れるもの。ただ、原因を取り除いているわけではないので、精神的なしんどさの根本治療にはなりにくい。

こんな感じで捉えています。

 

 

心理療法のメリット・デメリット

精神的なしんどさについては、身体的なけがや病気と異なって明確な原因と効果的な治療法が分かるわけではありません。

また、体だけの問題だけではなく、周りの環境や人間関係など、複合的な要素が絡んでいることが多いと言えます。

 

そのため、自分の生い立ちを振り返ったり、あるいはそこまで深堀りしなくとも、現在の自分の状況を分析したり、整理したりしながら……

 

………

 

そう、いろいろ書いていくとながーーーーーくなるとおり、

どうしても「即効性」に乏しいのです。

それがデメリットかなと思っています。

 

相談室でも、クライエントさんたちはしんどいからこそ、明確な答えや具体的な対策を求めて来られます。

話すことで少し荷下ろしになる場合も多いのですが、いきなり答えをお渡しすることは難しいことがほとんどです。

 

とは言え、時間をかけて自分のことを分析し、対策を考え、身に付けていくことで、最終的には自分で自分のケアをしていく力が身に付いていくということが、心理療法の大きなメリットと言えます。

 

 

 

アロマテラピーのすごさ

アロマテラピーとは「植物から抽出した香り成分である「精油エッセンシャルオイル)」を使って、美と健康に役立てていく自然療法」と定義されています。

 

アロマの香りは①鼻からの脳、②肺から全身、③皮膚から全身の3つのルートで体内に吸収されますが、アロマの香りでリラックスするメカニズムに大きく関わるのは①のルートになります。

 

五感のうち、脳(交感神経や副交感神経)に直接働きかけられるのが嗅覚!!なのだそうです。

 

つまりはアロマの香りが直接脳に働き掛けることで、自律神経やホルモンのバランスを整えることができるんです。

 

『いい香りを嗅ぐ』だけで!!

即効的に気持ちが落ち着いたり、リラックスしたりすることができるのです。

最強じゃないですか・・・?

 

何より、精神的な不調だけではなく、身体的な不調にも働き掛けること、近年ではアンチエイジング認知症にも効果が認められるようになっています。

 

いい香りを嗅いで、それで心身の不調が整う、しかも即効性もある!

ということで、アロマテラピーを日常に取り入れるようになりました。

具体的な使い方については、また綴っていきたいと思います。