【ケア】アロマテラピー~「脳に直接効くケア」のすごさ
こんにちは、あろまです。
フルタイムワーママで心理の仕事をしており、アロマテラピーアドバイザーでもあります。
今日は精神的な問題にまつわる心理療法とアロマテラピーについてお話しします。
あくまでも「私見」になりますが、ざっくりと。
・心理療法は「漢方薬」のようなもので、まずは自分に合った薬をじっくり見つけ、長期間かけてじわじわと良くなるもの。
・アロマテラピーは「即効性のある鎮痛薬」で、すっと痛みが取れるもの。ただ、原因を取り除いているわけではないので、精神的なしんどさの根本治療にはなりにくい。
こんな感じで捉えています。
心理療法のメリット・デメリット
精神的なしんどさについては、身体的なけがや病気と異なって明確な原因と効果的な治療法が分かるわけではありません。
また、体だけの問題だけではなく、周りの環境や人間関係など、複合的な要素が絡んでいることが多いと言えます。
そのため、自分の生い立ちを振り返ったり、あるいはそこまで深堀りしなくとも、現在の自分の状況を分析したり、整理したりしながら……
………
そう、いろいろ書いていくとながーーーーーくなるとおり、
どうしても「即効性」に乏しいのです。
それがデメリットかなと思っています。
相談室でも、クライエントさんたちはしんどいからこそ、明確な答えや具体的な対策を求めて来られます。
話すことで少し荷下ろしになる場合も多いのですが、いきなり答えをお渡しすることは難しいことがほとんどです。
とは言え、時間をかけて自分のことを分析し、対策を考え、身に付けていくことで、最終的には自分で自分のケアをしていく力が身に付いていくということが、心理療法の大きなメリットと言えます。
アロマテラピーのすごさ
アロマテラピーとは「植物から抽出した香り成分である「精油(エッセンシャルオイル)」を使って、美と健康に役立てていく自然療法」と定義されています。
アロマの香りは①鼻からの脳、②肺から全身、③皮膚から全身の3つのルートで体内に吸収されますが、アロマの香りでリラックスするメカニズムに大きく関わるのは①のルートになります。
五感のうち、脳(交感神経や副交感神経)に直接働きかけられるのが嗅覚!!なのだそうです。
つまりはアロマの香りが直接脳に働き掛けることで、自律神経やホルモンのバランスを整えることができるんです。
『いい香りを嗅ぐ』だけで!!
即効的に気持ちが落ち着いたり、リラックスしたりすることができるのです。
最強じゃないですか・・・?
何より、精神的な不調だけではなく、身体的な不調にも働き掛けること、近年ではアンチエイジングや認知症にも効果が認められるようになっています。
いい香りを嗅いで、それで心身の不調が整う、しかも即効性もある!
ということで、アロマテラピーを日常に取り入れるようになりました。
具体的な使い方については、また綴っていきたいと思います。